2025.02.27

HEROZが技術支援!AIで進化したクレーンゲームが「日本工学院卒業展2025」に登場!
2/28(金)から開催の蒲田キャンパス卒業展でも体験可能

プレスリリース

 HEROZ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:林 隆弘、以下「HEROZ」)は、学校法人片柳学園 日本工学院八王子専門学校(以下「日本工学院」)との産学連携協定の取り組みの一環として「Vision Craft(ビジョンクラフト)」において技術支援を行っています。この度、その支援を経て制作された『AIおもてなしクレーンゲーム「金箱クレア」』のプロトタイプが、2月21日(金)から23日(日)にかけて日本工学院八王子キャンパスで開催された「日本工学院卒業展2025」にて展示されました。


■『AIおもてなしクレーンゲーム「金箱クレア」』とは
 HEROZの技術支援のもと、「Vision Craft(ビジョンクラフト)」に参加する学生たちが、従来40年来変化のなかったクレーンゲームにAI技術を搭載した新たな遊び方を開発しました。このクレーンゲームでは、AIコンシェルジュ「金箱クレア」が、プレーヤーのプレイ状況を分析し、最適な提案を行います。例えば、プレーヤーの景品獲得状況に応じて、「次のチャレンジは、クレーンのアームの強さを調整しますか?」といった具体的な条件を提示。プレーヤーはその提案を受け入れるか、あるいは自分なりの条件を提示することも可能です。これにより、従来の定額・固定難度のクレーンゲームから、AIが一人一人のプレイ状況を見守りながら最適な提案を行う、新しい形のアミューズメント体験の実現を目指しています。現在のプロトタイプではこの革新的な対話型クレーンゲームの一部を体験することができます。

■HEROZの支援について
 HEROZは要件定義のベースやゲームフロー等の作成支援を行いました。また、ゲームフローをルールに置き換えてプログラムを作成する過程やAIコンシェルジュ「金箱クレア」との会話に使われているLLM(大規模言語モデル)の活用方法について技術支援を行いました。

■八王子キャンパス展示の様子

 日本工学院八王子キャンパスで開催された展示会では多数の方が来場し、『AIおもてなしクレーンゲーム「金箱クレア」』をお楽しみいただきました。実際に遊ばれた方からは「クレアちゃんが可愛いのはもちろん、景品を獲りやすくしてくれるのはとても良かった。また遊びたいので、ゲームセンターに導入してほしい!」といった感想をいただき、今後の研究開発や仕様改善に資する機会となりました。開発に参加した学生からも「悩んで考えたコンセプトの手ごたえがあって嬉しかった。自分たちが作った仕掛けやプログラムでお客さんが歓声をあげてくれるのを見て、まるでプロのゲーム開発者になったような気持ちになった。様々なお客さんのプレイを観察するうちに改善のアイデアが次々と湧いてきたので、これからもっと作り込んでいきたい。」といったコメントがあり、本機の制作に対する手応えと今後の改良に向けた熱意を感じる姿が見られました。

■蒲田キャンパスの卒業展でも展示!【2/28(金)~3/2(日)開催】
 『AIおもてなしクレーンゲーム「金箱クレア」』は、蒲田キャンパスで開催される卒業展においても展示予定です。開催概要は以下の通りです。

【開催概要】
開催日時:
2/28(金) 13:00〜18:00
3/1(土) 10:00〜17:00
3/2(日) 10:00〜15:00
会場:蒲田キャンパス 日本工学院アリーナ
住所:東京都大田区西蒲田5-23-22
入場︓無料
ホームページ:https://www.neec.ac.jp/event/session/gradex/

是非、日本工学院の各カレッジの卒業期生による渾身の卒業制作作品をご覧ください。

■今回の取り組みと今後について
 今回の取り組みは、授業ではなく、あくまで放課後活動の一環ということで、AIを専攻する学生だけでなく、ゲームクリエイター科やマンガ・アニメーション科の学生など幅広い学科の学生が参加しました。AIコンシェルジュ「金箱クレア」のキャラクターデザインやLive2D制作をマンガ・アニメーション科の学生が、画像認識をAIシステム科の学生が担当するなど、それぞれが得意分野を発揮しました。
 今後、HEROZとしては、単なる技術支援にとどまらず、プロジェクトマネジメントの視点からも積極的にアドバイスやサポートを行い、多角的にプロジェクトに関わることで、学生がより実践的なスキルを身につけられるよう支援していきたいと考えています。今後も日本工学院とHEROZの産学連携協定による取り組みにぜひご期待ください。

■日本工学院との産学連携協定について
 HEROZは2024年11月、AIネイティブ世代を担う人工知能分野の人材確保・育成、AI業界ならびに教育業界の魅力拡大、発展を目的として日本工学院との産学連携協定を締結しました。その取り組みの第一歩として、「Vision Craft(ビジョンクラフト)」への技術支援を行っています。
 「Vision Craft(ビジョンクラフト)」とは、日本工学院の学生たち自らがヒットプロダクトづくりに挑戦する“教育革新プロジェクト”で、数々のヒット作品を生み出してきたゲームクリエイター「コヤ所長」こと小山順一朗氏を中心としたプロフェッショナルなコーチ陣が、意欲ある学生の創造をサポートしています。

【HEROZについて】
HEROZは、世界を驚かすサービスを創出することを目指すAI企業です。将棋AIの研究開発から生まれた独自AIを軸に、ディープラーニング(深層学習)等の機械学習の研究開発や、生成AIを活用したAIアシスタント「HEROZ ASK」の開発など、ビジネスでの実戦的なAI活用を続けています。私たちの技術・サービス開発によりAI革命を起こすことで、各産業にパラダイムシフトを起こし、新しい未来を創ることに挑戦しています。

【本件についてのお問い合わせ】
HEROZ株式会社 広報担当
Email:press@heroz.co.jp

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