2020/11/21(土)~22(日)に開催された第一回電竜戦にて、HEROZのAIエンジニア川島馨(PN:山岡忠夫)が率いる「GCT電竜」がコンピュータ将棋の大会において初めてディープラーニングで優勝いたしました。
■世界将棋AI 電竜戦とは
電竜戦は、コンピュータ及び人間によるオンラインの将棋の世界大会です。
■川島感想
チームdlshogiのGCTが優勝できたことを大変嬉しく思います。
dlshogiは、私が2017年から開発を続けてきたディープラーニングを使用した将棋AIで、チームとして優勝したGCTは、メンバーがdlshogiを使用して学習データに工夫を加えたソフトです。
開発を始めた当初、将棋AIはチェスのStockfishを参考にしたαβ探索と評価関数を使用したソフトが強く、ディープラーニングを使用したソフトで強いソフトはありませんでしたが将棋AIでディープラーニングを使用して強いソフトを作ることには意義があると考え、大会での優勝を目標に取り組んで来ました。
コンピュータ将棋でもディープラーニングを使用して最強のソフトを作れることを証明できたことを嬉しく思います!
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【HEROZ株式会社について】
HEROZは、「驚きを心に」をコンセプトとして人工知能(AI)等の技術で「世界を驚かすサービスを創出する」ことを目指しています。
今後も独自AI「HEROZ Kishin」を軸にディープラーニング(深層学習)等の機械学習の研究開発やビジネス活用を続け、人工知能(AI)革命を起こし、未来を創っていきます。
※HEROZ Kishinは、これまで人間には解決できなかった問題に挑戦し、新時代を創造するAIです。
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HEROZ株式会社 広報担当
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