MEMBER | INTERVIEW

AIという最先端の技術を使い 会社とともに自分も成長できる環境。

PERSON

執行役員 CSO(Chief Strategy Officer)

関 享太 さん

2018年入社

実感する仕事の面白さとやりがい

HEROZに入社する前は、大手メーカーを経てコンサルティングファームで仕事をしていたのですが、もともと工学部出身でもう少しサイエンスの要素が強い仕事に携わりたいと考えていたところ、縁があってHEROZに入社しました。自分と全然違う分野で高い専門性を持つプロフェッショナルな人たちと仕事ができる環境が一番の魅力でしたね。プロジェクトマネージャーとして入社しまして、当時は本当のことを言うと何を期待されているのかさっぱり理解せずに飛び込んでしまったのですが、より深いレベルで同僚のエンジニアたちとコミュニケーションをとるべきだと思い、機械学習やソフトウェア開発に関わる技術的なことの勉強にかなり時間を割きました。小さな組織でしたので、直感的にあまり分業すべきではないと思っていたのだと思います。ホットなスキルを持つエンジニアと一緒に仕事ができることが非常に面白いです。2021年8月から現職で、マネジメント範囲が会社全体となりました。CSOとしてCEOの林・高橋が描くビジョンを具体化し、全社戦略を立案・実行する役割です。現場でのマネージャー経験を背景に、様々な専門性を持つ各々のプロジェクトを俯瞰しつつ、現場の課題と会社の成長戦略の間を埋めるのも自分の役割だと思っています。

HEROZの社風・環境

当社は2019年12月に東証一部に上場しましたが、まだまだ規模の小さいベンチャーです。キラキラしたベンチャーのイメージとは違い、実直な社風が特徴です。昔は理系の研究室のように物静かで、黙々とコンピュータに向かい合う人が多い雰囲気でしたが、最近は人材の幅も広がり、活発な議論が繰り広げられるプロジェクトが至る所に見られるようになりました。少し前に私が担当していたプロジェクトでは、「顧客が本当にやりたいことはこれではないのか」とか、「それを実現するならこういう技術的手法も使えるのではないか」とか、「いや、それを実現するならこの課題をクリアにしないといけない」とか、私のようなビジネス側のメンバーとエンジニアがそれぞれアイデアを出し合って、毎日のようにメンバーで集まって議論をしていました。こうしたことが、お互い変に遠慮せず出来るようになった背景には、それぞれ異なるバックグラウンドを持つ人同士を尊重し合うカルチャーが根付いていたことが大きいと思います。AIのプロジェクトは決して一人で進められるようなものではないので、こうした企業文化は今後も大切にしていきたいと思っています。

プライベートの楽しみ方

立場も大きく変わり、これまで以上に多方面の学びが必要と感じています。ただ、プライベートではまだ子供が小さく自由に使える時間が限られるので、有限の時間をいかに無駄にしないか、ということを強く意識しています。昔から様々なジャンルの本を読むのが好きですが、最近では家事をしながらAmazonのAudibleで本を聞きながらあれこれ考えを巡らせたりしています、特に特別なことはしていませんね。もちろん、リフレッシュも大切なので、子供と公園に行く以外に時間を見つけては、スポーツを観たり、大型バイクに乗ってドライブしたりしています。

入社を考える人たちへのメッセージ

ビジネス職に関していうと、何らかの専門分野を持ちつつ機械学習をはじめとする新しいテクノロジーに興味があり、個人的に勉強しているという人にはとても刺激的な環境だと思うので、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。少し前に流行った表現をすれば、T字型人材とかπ字型人材のようなタイプの人が活躍する機会が沢山ある環境だと思います。現職の延長線上では、自分が伸ばしたいスキルが身に付かない、実績が詰めない、といった危機感を持っている人が多いので、そうした思いを共有できる人にはぜひ当社の門を叩いて欲しいですね。とは言え、機械学習・データサイエンスを生業にしている会社でもあるので、数値と向き合うのが苦手、という人だとちょっと厳しいかもしれません。特にエンジニアバックグラウンドから少し距離が空いてしまった人にとっては、データサイエンスの知識やスキルを伸ばしつつ、下手に分業せずに少人数で顧客の価値を追求する機会は、非常に難易度は高いですがステップアップするとてもいい環境なので、成長意欲があり、自分自身を厳しい環境において鍛えたい人には絶好の機会がある会社だと思っています。