2018.11.14

HEROZはNVIDIA DGX-1システム12台を追加し、
合計GPU 128枚の計算機環境を構築しました

プレスリリース

AI(人工知能)を活用したサービスを提供するHEROZ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:林 隆弘、以下「当社」)は、自社サーバに深層学習(ディープラーニング)等の高速な演算処理に最適なNVIDIA Tesla V100 GPU搭載のDGX-1システム 12台で構築されたスーパーコンピューターを追加し、2018年11月より稼働しました。深層学習を含む機械学習を用いた研究開発やBtoB向けAIサービス「HEROZ Kishin」のさらなる拡大を目指します。

1、背景
昨今AI市場の急速な成長により、各産業でのAIサービスの導入が加速しています。
当社では、深層学習を含む機械学習等の研究開発およびBtoB向けAIサービス「HEROZ Kishin」において大規模サーバ構築を含む包括的なAIサービスの提供体制の構築に努めて参りました。

2、概要
2018年11月より、NVIDIA Tesla V100 GPU搭載のNVIDIA DGX-1システム12台で構築されたスーパーコンピューターを追加し、深層学習等の高速演算処理に最適なTesla V100 GPU 合計128基の環境を稼働開始いたしました。理論上のピーク性能は16PFLOPSです。

《エヌビディア合同会社 エンタープライズ事業部 事業部長 井﨑 武士様のコメント》
NVIDIA Tesla V100 GPUはディープラーニングを中心とするAIの高速処理に最適な世界最先端のデータセンターGPUであり、またNVIDIA DGX-1はTesla V100 GPUを8基搭載し、超高速処理と容易な導入・運用管理を実現したAIシステムです。HEROZ様がAIベンチャー企業としては国内最大規模となるDGX-1クラスタ環境を活用し、革新的なAIサービスを開発、提供されることを期待しています。

この度のサーバ増強に伴い、BtoB向けAIサービスで学習に要する時間の短縮が可能となります。また建設領域で使用するCADやBIM(※1)データ等のように複雑で大量のデータや、予兆保全・異常検知AIとして提供する「HEROZ Kishin Monitor」のような大量の時系列データの処理に活用する予定です。

(※1)Building Information Modeling…建物の3次元モデルデータに建物形状・空間関係、地理情報、建物部材の数量や特性を含んだデータです。

3、今後
当社では、深層学習を含む機械学習の研究開発をより一層加速し、「HEROZ Kishin」において、さらに幅広い産業で様々な課題解決に対応可能なAIサービスの提供に努め、社会に貢献することを目指して参ります。

※社名であるHEROZ及びHEROZのロゴマークは、当社の登録商標です。
※その他すべての商標は、各々の所有者の商標または登録商標です。

【HEROZ株式会社について】
HEROZは、「驚きを心に」をコンセプトとしてAI(人工知能)等の技術で「世界を驚かすサービスを創出する」ことを目指しています。
今後も独自AI「HEROZ Kishin」を軸にディープラーニング(深層学習)等の機械学習の研究開発やビジネス活用を続け、AI(人工知能)革命を起こし、未来を創っていきます。
※HEROZ Kishinは、これまで人間には解決できなかった問題に挑戦し、新時代を創造するAIです。

【本件についてのお問い合わせ】
HEROZ株式会社 広報担当
URL:https://heroz.co.jp/contact/
Email:press@heroz.co.jp

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