HEROZ株式会社(以下、HEROZ)は株式会社リコーが公益社団法人日本将棋連盟(以下、日本将棋連盟)と共同で開発した、AI(人工知能)技術を活用し、棋譜を自動的に生成する「リコー将棋AI棋譜記録システム」を引き継ぎ、サービス名称を新しく「HEROZ Kishin Eye」として2021年4月1日より運用開始いたします。
■「HEROZ Kishin Eye」とは
対局の盤面をカメラで撮影した映像をAI(ディープラーニング)で解析し、これまで記録係が行ってきた棋譜の記録を自動化するシステムです。
これにより、対局時における記録係の慢性的な不足という課題を解決するとともに、日本将棋連盟の重要資産である棋譜の保全に寄与します。
新サービス名称は、対戦アプリの将棋ウォーズ(日本将棋連盟公認)に搭載される将棋AI「棋神」に由来するBtoBサービス「HEROZ Kishin」と画像解析する眼(Eye)と組み合わせて、「HEROZ Kishin Eye」と命名いたしました。 サービスページはこちら:https://heroz.co.jp/service/btob/
■各社コメント
公益社団法人日本将棋連盟 会長 佐藤 康光 様
この度、「リコー将棋AI棋譜記録システム」を継承し、「HEROZ Kishin Eye」として運用させていただく事となりました。改めましてリコー様、HEROZ様の将棋界発展に向けての惜しみ無いご貢献・ご尽力に心より感謝申し上げます。
今後も時代に合わせた形でより良い環境整備を行えればと考えております。
よろしくお願い申し上げます。
株式会社リコー 執行役員 古島 正 様
日本将棋連盟様と二人三脚で「リコー将棋AI棋譜記録システム」を開発し、実証実験を進めてまいりましたが、現在では複数の棋戦で本稼働するまでに成長させることができました。これまでの日本将棋連盟様のご尽力に感謝申し上げます。微力ではありますが、リコーが将棋界のDX(デジタルトランスフォーメーション)にお役立ちできたことを喜ばしく思っております。
今後は、将棋のAI技術に長けたHEROZ様のもとで、さらに発展したサービスが提供されるものと期待しています。そしてそれは、将棋という伝統文化の普及発展にもつながるものと信じております。
HEROZ株式会社 代表取締役CEO 林 隆弘
AI企業として多くのAIエンジニアが在籍しており、将棋AIでもPonanza、Apery、dlshogi、PAL等の開発者も在籍しています。
また、対戦アプリの将棋ウォーズ(日本将棋連盟公認)を展開し、これまで600万人以上の方々にご利用頂いており、私自身も将棋ファンのひとりです。
リコー様が将棋界のために尽力し開発されたシステムを受け継ぎ、今後はHEROZのAI技術を活用して、AI(ディープラーニング)精度の更なる向上や新規開発を視野に日本将棋連盟様のDXに貢献して参りたく思います。
※社名であるHEROZ及びHEROZのロゴマークは、当社の登録商標です。
※その他すべての商標は、各々の所有者の商標または登録商標です。
【HEROZ株式会社について】
HEROZは、「驚きを心に」をコンセプトとして人工知能(AI)等の技術で「世界を驚かすサービスを創出する」ことを目指しています。
今後も独自AI「HEROZ Kishin」を軸にディープラーニング(深層学習)等の機械学習の研究開発やビジネス活用を続け、人工知能(AI)革命を起こし、未来を創っていきます。
※HEROZ Kishinは、これまで人間には解決できなかった問題に挑戦し、新時代を創造するAIです。
【本件についてのお問い合わせ】
HEROZ株式会社 広報担当
URL:https://heroz.co.jp/contact/
Email:press@heroz.co.jp