HEROZ株式会社(以下、HEROZ)に所属するAIエンジニアで構成されたチーム「dlshogi with HEROZ」が、2023年5月3日(水)~5日(金)に開催される第33回世界コンピュータ将棋選手権に出場いたします。
■世界コンピュータ将棋選手権とは
コンピュータ将棋協会 (CSA)が主催するコンピュータ将棋の進歩を目的とした大会です。
■大会日程:5月3日(水)~5月5日(金)の3日間
5月3日(水) 一次予選 変則スイス式8回戦
5月4日(木) 二次予選 変則スイス式9回戦 28チーム(18チームシード)
5月5日(金) 決勝リーグ 8チーム 7回戦
大会の様子はYoutubeから視聴いただけます。初日は9:30より配信開始予定です。詳細はこちら。
■「dlshogi with HEROZ」チームメンバー
HEROZ AIエンジニア 川島 馨(PN:山岡忠夫※1)
HEROZ AIエンジニア 加納 邦彦
HEROZ AIエンジニア 大森 悠平
メンバーコメント:
前回の大会では、決勝リーグで無敗という成績を収め、ディープラーニングを使用した将棋AIとして初めて優勝することができました。今回の大会においても、前回よりさらに精度を向上させたモデルで挑みます。広く将棋AIに関心を持っていただけるようHEROZとしても大会を盛り上げていきます。(HEROZ AIエンジニア 川島 馨(PN:山岡忠夫))
第32回世界コンピュータ将棋選手権でDL(ディープラーニング)系として初めて優勝しました。その後、将棋AIの棋力やレーティングだけではなく、人間の棋力向上や学習に役立つようなサービスや仕組み作りを推進しています。日ごろの研究成果が活きることを期待しています。ChatGPTやBing AIなどの生成AIやStable Diffusion等の画像生成AIの文脈で、プロ棋士とAIの共存について語られることが多くなっています。AIが社会実装され、AIと人間が共存する新たな未来を期待しています。(HEROZ AIエンジニア 加納 邦彦)
dlshogiは絶えず進化を続け、前回の大会で優勝した時よりも更に強くなっています。今回も川島さん(山岡さん)の頑張りにより、驚異的な強さに仕上がっています。さて、このdlshogiは驚くことにウェブ上で手軽に利用することができます。それが『棋神アナリティクス』です!本大会で使用したバージョンは今後『棋神アナリティクス』でも提供する予定です!こちらもよろしくお願いします。(HEROZ AIエンジニア 大森 悠平)
『棋神アナリティクス』の機能追加については、大会後「棋神アナリティクス開発|note」 にて、開始時期をお知らせいたします。
※1ペンネーム
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【HEROZ株式会社について】
HEROZは、今後も独自AI「HEROZ Kishin」を軸にディープラーニング(深層学習)等の機械学習の研究開発やビジネスに実戦的な応用を続け、AI革命を起こし、未来を創っていきます。
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